サハラ砂漠の遊牧民、トゥアレグ族は
アフリカのリビアやアルジェリア、ニジェール、マリなどに暮らすベルベル系の民族で、
男性の青いターバンと民族衣装から「青衣の人」や「青の民」とも呼ばれます。
イスラム世界では珍しい女系社会で、男性が青いターバンで顔や身体を隠す一方、
女性は皮膚を露出することもあったり、
かなり女性に自由が与えられているんだそうです。
そんなトゥアレグ族のバンドが、「トゥーマスト」。
支配と反乱の歴史を塗り替えるために闘う彼らを追ったドキュメンタリー映画
渋谷アップリンクにて2015年2月28日(土)より公開されるそうです。
公式サイトはこちら。
http://www.uplink.co.jp/toumast/
webDICEが、「トゥーマスト」ムーサ・アグ・ケイナ氏のインタビューを掲載。
これを、一部引用してご紹介します。
砂漠はトゥアレグにとって全てです。
家族であり、祖先であり、自由です。
砂漠が僕を作ったと思っている。血肉です。砂漠は生き物です。
「サハラ」というのはアラブ人の言葉で、
我々トゥアレグは「ティネリ」と言います。ティネリとは「無」のことです。
砂漠は無であり、全てなのです。フランスの2.5倍もの広さがあり、
昼は暑くて夜はあまりに寒い。
なにも目印もなく、先へ進むのも、トゥアレグのガイドがなければ無理でしょう。
なにもないところですが、歌を歌ったりダンスをしたり話したり、
我々のすべてがそこにあります。
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