「ニジェール物語製作委員会」の公式サイトとして
facebookページ↓ができました。
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キャラクターは、砂漠に落ちた稲妻の精、フージーくんです。
サハラ砂漠には、落雷で砂が固まって、一瞬のうちに石になる
「フージライト」という石があります。
この石のから生まれた妖精が「フージーくん」なのです。
『ニジェール物語』は、
西アフリカのサハラ砂漠にすむ人々が語りついで来たお話をもとに
サハラ砂漠のキャンプに暮らした初めての日本女性、
福田英子さんが(コモン・ニジェール代表)が、寓話として書きおこしたものです。
この物語には、たくさんの種がかくれていて、
その一つ一つを芽吹かせ、育てていくことによって
さらに、いくつもの新しい世界が表れてくるような気がしています。
いつだったか、「日本という湿度の高い国に生まれ暮らしているから
まったく逆の乾燥した砂漠にひかれるのかな?」と福田さんと話していたら、
福田さんは、こんな話をしてくれました。
福田さんは、かつて、作家の故向田邦子さんと親交があり、向田さんが
<人間は「遠」と「近」を行き来するからいい>
と、おっしゃったそうです。
人間はそうしてバランスをとる生き物なんだと思う、と福田さん。
地球に生きていて、こちらの世界と同じくらい、
反対側の世界がたまらなくいとおしく思える気持ちって、
案外、自然なことで、人間としての特権みたいなものなのかもしれませんね。
砂漠の物語に惹きつけられた
「ニジェール物語製作委員会」のメンバーは、
『ニジェール物語』が内包している世界観を、よりユニークな形で
膨らませていくことにチャレンジしていきたいと考えています。
その目標に近ずくための
情報収集やその経過を随時、facebookページで紹介していきますので
一緒に創っていくつもりで
応援していただけたら、とてもうれしいです。
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