絵本『ニジェール物語』を発売して、2週間になります。何才くらいの子どもを対象した絵本なんですか?
という質問をよくいただきます。こういう質問には口ごもってしまいます。
そうしたら、「はるか彼方の国の、不思議な雰囲気が漂う話、子どもも大人も楽しめる絵本です。」という感想をいただきました。
「92歳のご婦人にプレゼントします」という声も。そうなんです、そういう風に感じていただけて、とてもうれしいです。
最近、朝日新聞で「ブックスタート」についての記事をみつけました。「ブックスタート」は、健診時に乳幼児へ絵本を贈る活動。
発案者のウェンディ・クーリングさんは、心の豊かな世代が平和を築くと信じていると言い、
「教育的な効果は重視しない。本を読むのではなく、親子で分かち合うことが大切。難しく考えないで。
赤ちゃんが好きなのは親の声を聞くことなのよ」と。
『ニジェール物語』も、乳幼児への読み聞かせから、大人にまで、
ずっと長く大切に、繰り返し読んでいただけたら、うれしいです。
▼朝日新聞デジタルの記事「ウエンディ・クーリングさん 赤ちゃんに絵本を贈る「ブックスタート」を発案」
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