動く絵本「ニジェール物語」で朗読をご担当いただいた神野恵子さんのイベントにご参加いただいた皆様に、
素晴らしい感想をいただきましたので、全てを共有させていただきます。
このイベントについては、こちらをご覧ください。
絵本『ニジェール物語』を寄贈させていただいた、たつの市の図書館から、
素敵な展示コーナーの写真を送っていただきました。
「AFRICA ~本でアフリカを旅しよう~」をテーマに、『ニジェール物語』を中心に、
アフリカの地図、文化、くらしの本、子ども向けの絵本や昔話、旅行記、小説など、
ジャンルは絞らず、アフリカ関係の本を集めて、広く紹介してくださったそうです。
さらにアフリカに興味を持っていただくきっかけになればと「アフリカクイズ」を作成し、
利用者に挑戦してもらっているとのこと。展示期間は6月29日まで。
お近くの方は、ぜひ、クイズにもトライしてくださいね。
絵本を寄贈させていただいた高校から、感想が届きました。
新入生の図書部員も加えて生徒14名、教師4名ほどで『ニジェール物語』の読書会を行ってくださったそうです。
★男子生徒が詰まりながらも音読して聞かせてくれた時の方がとても心に染み入り情景も浮かび良かったです。
生徒たちも個々で読むより良かったと言っていました。「読み聞かせ」に向いている本ですね。
特に男子生徒達には、「フージライト」がお気に入りのようでした。そして、みんなニジェールに関心を持ちました。
・砂漠が好きなので、ワクワクしながら読みました。
・ニジェールという国に興味を持ちました。
・旅行に行きたくなった。すぐに地図で確認した。
・近くの砂漠をまわってみたい。
・あたたかい言葉を選んでいて、素敵な本だと思った。
・1つ1つ掘り下げた話だったので、実話かな?と思った。
・「フージライト」が気になった。後で、スマホで調べてみた。
・いろんな話がいっぱいあって、何かよくわからなかった。
・難しかった。
・裏表紙にでもニジェールの地図を載せてほしかった。★
絵本『ニジェール物語』を寄贈させていただいた中学校・高等学校図書館の司書の先生から、
絵本の紹介コーナーの写真が届きました。素敵な展示をしていただいて感激です。
さらに、こんな出来事もお聞かせいただき、本当にうれしく思います。
<最初に読んでくれた生徒の感想は「こんなホテル(テルミニュス)に泊まりたい」でした。
フネックきつねの絵を見て、「この絵が好き」とも。なかなか教室に入れず、
それでも図書館登校で顔を見せるようになった生徒です。
この絵本を通じて、星の王子さまの話や深い闇(きっと星はとてもきれいに見える!)とか、
ニジェールってどこの国かわかる?などなど沢山話をすることが出来ました。>
絵本『ニジェール物語』のなかの最初の物語「テネレ」の読み聞かせを聴いた小学生から、
とても素直な感想が届きました。ご紹介します。
みんなが砂漠でひとりぼっちだったテネレの木の気持ちを思いやってくれて、うれしかったです。
●わたしはニジェール物語を読んでもらって、テネレの木は、いつも1人でいて、
とってもさびしそうでした。
森の木は、いっつも大人数でいて、さびしくないと思います。そして、テネレの木が
車にぶつけられて、おれてしまった時に、
かなしくてなき、おもいだしてはないていたところから、ぼくは、テネレの木が
とってもとってもすきで大切だったんだと感じました。
その後から何かあると「テネレの木だったら、どう思うんだろう」と考えていたので、
どうしてもテネレの木が忘れられないんだな、そんなにテネレの木と話すのが
楽しかったんだなと思いながら聞いていました。
このニジェール物語を始めからさい後まで読んでみたいです。
●テネレの木はとしをとっていて
さばくの中でとなりの木とあいだがとてもはなれていてわたしが木だったら
もっと近くに木をうえてほしかったなぁと思います。
テネレの木は人がとおるときにあいさつをしてもらい水をすこしわけてもらっていて
うれしそうだなぁと思いました。
でもあるひテネレの木は車にぶつけられておれてしまったので
いたそうだなぁと思いました。
●ぼくは、ニジェール物語をきいて、テネレの木が車にぶつけられて、
おれてしまったことがかなしかったです。
男の子がさいごにときどきおもいだして、テネレの木だったらどう思うか
かんがえれるのがすごいと思いました。
とてもおもしろいえ本だとぼくは、おもいました。
ほかのばめんもまたよんでみたいです。
●ニジェールの物語を読んでわたしは、テネレの木に会ったら自分の持っている
水をあげたりあいさつしたりすると書いてあってびっくりしました。
ふつうは、外にたくさん木があって、木に会っても何もしないからです。
テネレの木は、大切にされていたんだなと思いました。
そんな、テネレの木がおれてしまった時は、みんなものすごく悲しんだと思います。
なのでかわいそうだなと思いました。
わたしはまた新しいたねをまいてテネレの木のように木が大きくなるといいなと思いました。
●私は、このニジェール物語を読んで、「テネレ」という木がとてもよかったと思います。
なぜなら、「テネレ」の木は、男の子が「さみしくない?」と聞くと、
「ぼくは一人ぼっちだけど、森の木たちは、ぜったいさみしくないのかな。」
と言ったところがすごく心にのこったし、勉強になりました。
ただ回りにだれかいるだけじゃ、少しさみしいです。
でも本当の「友だち」がいると、心があたたかくなります。
●ニジェールの物語を読んでテネレの木と言うお話を聞かせてもらいました。
ぼくが1番さいしょに思ったことは、さばくの中に木が立っているなんてすごいと
思いました。ぼくも、なやんだりなにかモヤモヤしたりしたら、
テネレの木のことを想ぞうして考えてみたりしたいです。
ぼくはもうないテネレの木を少しでも見てみてどんな木か想ぞうしたいです。
ニジェール物語のほかの話を見たいです。
●テネレの木はニジェールのさばくにあります。さばくにある一本の木です。
一本でさみしそうだなと思いました。テネレの木は、すごくとしをとっていて、
車にあたっておれました。すごくいたかっただろうと思いました。
ほかのシリーズも、また読みたいです。
大阪の小学6年生の子どもたちに、先生が『ニジェール物語』の読み聞かせをしてくださいました。
この砂漠の物語は、子どもたちの心に、いろいろな思いを残したようです。
子どもたちが、こんな感想や質問をくれました。
子どもたちの質問に、原作者のフクダヒデコさんが応えてくれました。
『ニジェール物語』を通して素敵な交流ができました。ご紹介します。
※以下、赤が子どもたち。黒がフクダさんです。
●テネレに車がぶつかって、折れて、少しかわいそうだと思いました。これは実話ですか?
◎フクダ:実話です。みんな哀しみましたが、ぶつけた人のことはよくわかっていません。
●テネレを折った車に乗っている人が憎い。でもテネレはそんなに怒っていないと思う。
◎フクダ:私も怒っていないと思います。
●アイールのところをよく覚えている。岩に動物の絵がかいていて、三頭のキリンを見に行くことがわかった。
◎フクダ:サハラ砂漠は昔から砂漠なのではなく、大昔はきりんや象がいたサバンナ(草原)だったのです。
●一番心に残ったのは、フージライトです。稲妻が落ちてできる石を一度見てみたいと思いました。
◎フクダ:私も出来るところは見ていません。
●稲妻で石ができるなんてすごいと思いました。フージライトという名前もいいと思う。
◎フランス語で火の石という意味です。
●砂漠にサソリがいることを初めて知りました。
◎フクダ:サソリは自分で自分を刺したら自分の毒で死んでしまうらしいです。
●稲妻が落ちてフージライトができるところを見てみたい。
◎フクダ:見たいですねえ。
●テネレは、砂漠で水がないのに、生えているのが本当なのかなと思いました。
◎フクダ:砂漠は他にも木が生えていますが、気が遠くなるほど根を深く伸ばしています。
●ビルマに行って、塩を待っている人たちに塩を届けるのがすごいと思った。
◎フクダ:昔は、塩と金は同じ価値で取り引きされていたそうですよ。
●アイールになぜキリンがかかれていたのか気になる。
◎フクダ:インドで象が神様の御使いと思われているように、
サハラではキリンが神様の御使いと思われていたのではないかと言われています。
●アイールって、何キロくらいですか?
◎フクダ:岩のかたまりと書いたので重さのことでしょうか?
かたまりと言っても岩山ですので難しいですねえ。
●アルピエンヌは本当にいるんですか?砂漠の中にも、
緑やオアシスがあるビルマがあるなんて知らなかった。
◎フクダ:日本も河童がいると言われていますが、はっきりわかりませんよね。
アルピエンヌも同じです。
●フージライトはどのくらいの大きさなのでしょうか。
私はフージライトの言った言葉「まじめって、わがままなの?」
というのが心に残っています。私はわがままとは思いません。
◎フクダ:フージライトも折れていなければ1メートルくらいのもあるかもしれません。
自然に折れて短くなって散らばっているものがほとんどです。
友達のフネックきつねからみたら、遊ぶ時間を決めてしまうフージライトはわがままかもしれませんよ。
●初めに出ていたおじさんは、どうして海がないニジェールに行ったのかは
わからないのですか?
◎どうしてでしょう?人は説明できない旅もするものなのかもしれません。
この絵本を長い友達のように思ってくれたら嬉しいです。
時々きらいになったり、会いたくなったりしてください。
絵本『ニジェール物語』を読んだお母さんから、こんな感想をいただきました。
「うちの3歳の娘には、まだ難しいだろうな~と思いながら、毎日、この絵本をみながら読み聞かせをしていたところ、
ある日突然「ふーじらいと」と言うので、びっくりしました!」
とのこと。彼女の心の中で、ふーじらいとは、どんな存在になっているのでしょうか?
健診時に乳幼児へ絵本を贈る活動「ブックスタート」の発案者であるウェンディ・クーリングさんは、
心の豊かな世代が平和を築くと信じていると言い、
「教育的な効果は重視しない。本を読むのではなく、親子で分かち合うことが大切。難しく考えないで。
赤ちゃんが好きなのは親の声を聞くことなのよ」と、言っています。
文字がまだ読めない赤ちゃんや、小さなお子さんにもぜひ読んで聞かせてあげてくださいね。
「パナソニックでは(中略)ニジェールの新たな一面を紹介する『ニジェール物語の世界展』という展示会を通じて、
美しいニジェールの姿をアーティスティックにご紹介する事業をサポートしています。」
と、「Panasonic NPOサポート ファンド for アフリカ」のWebサイトでご紹介いただきました。
そうなんです、サポートしていただいたおかげで、展覧会を3回も開催できました。
そして、絵本製作へと活動を進めていくことができました。ありがとうございます
女優の中村万里さんが、9/19(祝)に東京世田谷の「読書空間みかも」で
「ニジェール物語と賢治」と題したギャラリーリーディングを開催してくださることに
なりました。会場では、絵本『ニジェール物語』も手に取っていただけます。
100年前にワープしたかのような素敵な洋館での読書会、
お近くの方は、ぜひご参加ください。
ギャラリーリーディング『ニジェール物語と賢治』
●9月19日(月・祝)敬老の日 2:00(1:30開場)・5:00(4:30開場)
●会場:「読書空間みかも」
●朗読:中村万里 ●演出:竹柴純平
●会費:2000円(美味しいお茶付き)
●予約・申込先:「読書空間みかも」TEL03-3718-2011
☆詳細☆
世田谷には不思議な異次元空間があります。100年前にワープしたかのような、元海軍住宅の古い洋館。懐かしい、居心地のいい「読書空間みかも」です。ここで 砂漠のおはなし「ニジェール物語」/文 フクダヒデコ/絵 イヌイマサノリと おなじみ宮沢賢治作品の「賢治・ひと雫」のギャラリー・リーディングをお聴きいただきます。そして田中健雄photo作品も出演します。お楽しみに。
絵本『ニジェール物語』を読んだ方から、素敵な素敵な、大人の読書感想文をいただきました。ご紹介します。
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ニジェールという国があることは知っていた。
といっても「今日は何の日?」で、この国の独立記念日と私の誕生日が同じ日だと知ったとか、
中央アフリカに関する少々難しい内容の本に辟易していたところ、地図を見て
「あ、ニジェールだ」と思い出したおかげで辛うじて挫折せずに済んだとか、そういう御縁である。
ところが最近になって、『ニジェール物語』という本の出版を知り、
「あ、ニジェールだ」が重なった。折しもオリンピックでの国歌間違いハプニングもあり、
今年はニジェールに縁があるなぁ、と思いつつAmazonで購入。
届いた本は印象的な絵と装丁がなんとも素敵で、
昔はこんなキレイな絵本なんて無かったよねぇと感心しながら読み始めたら、
不覚にも第1話にしてウルウルの神様が降臨、まだ居座っている神様のおかげで
小学校以来四十年ぶりの読書感想文を書いている。
この本、七つの寓話の持つ不思議な雰囲気とイヌイマサノリ氏の描く世界の組み合わせが素晴らしい。
読み始めは圧倒的な孤独感に打ちのめされ、そのうちどうやら絶望してはいないようだと気づき、
いつの間にか優しくて透明な孤独が心地よくなっている。
孤独に寄り添いつつも常に顔を上げて未来を見ているようなところがいい、と思う。
最後に絵本を読んだのは甥っ子相手のかれこれ二十年以上前で、当時この本に出会っていたら
繰り返し読んであげたかったなと思う次第。イロイロあって少々お疲れ気味のオトナも、
久しく忘れていた何かを思い出したりする…かも知れない。
絵本『ニジェール物語』を発売して、2週間になります。何才くらいの子どもを対象した絵本なんですか?
という質問をよくいただきます。こういう質問には口ごもってしまいます。
そうしたら、「はるか彼方の国の、不思議な雰囲気が漂う話、子どもも大人も楽しめる絵本です。」という感想をいただきました。
「92歳のご婦人にプレゼントします」という声も。そうなんです、そういう風に感じていただけて、とてもうれしいです。
最近、朝日新聞で「ブックスタート」についての記事をみつけました。「ブックスタート」は、健診時に乳幼児へ絵本を贈る活動。
発案者のウェンディ・クーリングさんは、心の豊かな世代が平和を築くと信じていると言い、
「教育的な効果は重視しない。本を読むのではなく、親子で分かち合うことが大切。難しく考えないで。
赤ちゃんが好きなのは親の声を聞くことなのよ」と。
『ニジェール物語』も、乳幼児への読み聞かせから、大人にまで、
ずっと長く大切に、繰り返し読んでいただけたら、うれしいです。
▼朝日新聞デジタルの記事「ウエンディ・クーリングさん 赤ちゃんに絵本を贈る「ブックスタート」を発案」
7月16日(土)の日経新聞に、「ニジェール物語」原作者のフクダフデコさんのインタビュー記事が掲載されました。
ぜひ、ご一読ください。
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国土の約8割を広大なサハラ砂漠が占める西アフリカの内陸国ニジェール。
同国を支援する民間団体「コモン・ニジェール」(茨城県守谷市)の代表理事、福田英子さん(58)が、
アンカレジ国際空港のロビーで作家で脚本家の向田邦子さんと出会ったのは、
1979年春。向田さんが台湾で飛行機事故で亡くなる約2年前だ。
目の前にいる白いズックのバッグをたすき掛けにしている女性の横顔が「向田さんと似ているなあ」と思い、
バッグカバーに目をやると、黒字で大きく「向田」と書いてある。
「失礼ですが向田邦子さんですよね」「あら、何でわかったの」。そこから、話が始まった。
当時、福田さんはニジェールに赴任した鉱山会社勤務の夫に同行し、サハラ砂漠で生活をしていた。
日干しレンガの家。あたり一面は砂の大地で、360度の地平線が見える。夜は星の光が自分の影を映す。
そんな砂漠の暮らしに向田さんは「もっと知りたいから、手紙に書いて送ってよ」と興味を示した。
手紙を読んだ向田さんから「本にしてみたら。編集者を紹介するから」と勧められた。
だが、実現しないまま向田さんは亡くなった。
福田さんは貧困に苦しむニジェールを知ってもらい、支援しようと、2009年に「コモン・ニジェール」を立ち上げた。
「何らかのかたちで7年間過ごした砂漠での体験を書き残したい」という気持ちはずっとあった。
10年に創作寓話(ぐうわ)集として小冊子にまとめ、
今年8月に作品数を増やした「ニジェール物語」(象の森書房)として出版する。
「向田さんなしには出版はありえなかった。運命を感じます」
(シニア・エディター 大橋正也)
東京で開催していました「ニジェール物語の世界展」、無事に終了いたしました。3日間で200名近い方にご来場いただき、
本当にうれしかったです。ありがとうございました。
終了間際に、原作者のフクダヒデコさんと、私たちニジェール物語製作委員会を結びつけてくれた、
ライフネット生命の出口会長も駆けつけてくださいました。
今回もたくさんのご縁や出会いに恵まれ、幸せな3日間でした。感謝でいっぱいです。
10月に大阪で開催した「ニジェール物語の世界展」の巡回展を、この3月に東京の銀座で開催する運びとなりました。
この展覧会は、<Panasonic NPOサポートファンドforアフリカ2016>から
“貧しくて危険なだけではない~「ニジェール物語の世界展」開催で美しいニジェールの姿をアーティスティックに訴えかける”
と、評価していただき、ご支援をいただいています。
大阪展と同じように、ニジェール物語をイメージした26点のイラスト作品ともに、『ニジェール物語』全7話の朗読CDも
流しますので、ニジェールの、サハラ砂漠の美しい世界に、どっぷりとひたっていただけると思います。
原作者のフクダヒデコさんが、期間中の3日間とも、会場に来てくださいますので、
ぜひニジェールでの貴重な体験談を聞いてみてください。
たくさんの皆様と会場でお会いできることを、とても楽しみにしています。
また、関東にお住まいの友人・知人の方々にも、お知らせいただけたら幸いです。
Panasonic NPOサポートファンドforアフリカ2016助成事業
【ニジェール物語の世界展】
■会期:2016年3月19日(土)~3月21日(祝)
※3月19日15時~原作者フクダヒデコ氏を囲んで懇親会を行います。ぜひご参加ください。
■会場:朝日画廊 東京都中央区銀座4-5-1 教文館ビル8F
きょうは『ニジェール物語』絵本の挿絵を担当してくれるイヌイマサノリ氏についてご紹介します。
彼の旅を愛する気持ちが『ニジェール物語』の世界感に通じているように思います。
★絵本出版へのご支援も募集中。詳しくはこちら★
https://readyfor.jp/projects/nigerstory
★イヌイマサノリ(乾真徳)
1983年兵庫県姫路市生まれ
金沢美術工芸大学 美術科 油画専攻卒業。
美術教師として中学校、高校に勤務後、旅人を経てイラストレーターとして独立。
「ボローニャ国際絵本原画展2015」入賞。
異国を感じる温かみのあるイラストが得意。
旅と音楽が好きなイラストレーター。兵庫県在住。
20代女子<【女子が気になる】おっ!かわいい!と思った
イラストレーターまとめ>というサイトにも堂々セレクトされてます。
サハラ砂漠に落ちた雷は、砂漠の砂にささります。たまりにたまった落雷の威力は平均6億ボルトもあるそうです。
この威力に、石英質の砂は瞬時に溶けて、溶けた砂は落雷の通った穴を残して固まるので、
まるで管のような石になるそうです。
これがフージライト。日本語で、雷管石と呼ばれています。
この石から生まれた妖精が「フージーくん」です。この写真が実物、初公開です。
現地の人でも見つけるのは難しく、見たことがない、という人が多いそうです。
『ニジェール物語』にもフージライトをテーマにした素敵な物語があるんですよ。
★フージライトも登場する創作絵本『ニジェール物語』の出版に、ご支援をお願いいたします★
https://readyfor.jp/projects/nigerstory
3月19日(土)~21日(祝)に、東京銀座で開催する「ニジェール物語の世界展」に対して
このたび、<Panasonic NPOサポートファンドforアフリカ2016>からご支援をいただけることになりました。
『ニジェール物語』の原作者であるフクダヒダコさんが代表を務める一般社団法人「コモン・ニジェール」が、
昨年に引き続き、<Panasonic NPOサポートファンドforアフリカ>の助成を受けることになり、
「ニジェール物語の世界展」の開催についても、ご支援いただけることになったと連絡をいただきました。
“貧しくて危険なだけではない~「ニジェール物語の世界展」開催で美しいニジェールの姿をアーティスティックに訴えかける”
と、評価していただいたそうです。
3月の展覧会では、ニジェール物語をイメージした26点のイラストともに、『ニジェール物語』全7話の朗読CDも流しますので、
ニジェールの、サハラ砂漠の美しい世界に、どっぷりとひたっていただけると思います。
一人でも多くの方に来ていただけたら、幸いです。
■日時:2016年3月19日~21日(祝)10時~18時
■会場:東京銀座4丁目5-1教文館ビル8F 朝日画廊
※3月19日15時~原作者フクダヒデコ氏を囲んで懇親会を行います。ぜひご参加ください。
仕事を通じて出会った素敵な仲間たちと
「ニジェール物語製作委員会」を作って活動を始めたのが2014年の10月でした。
2015年9月には、「ニジェール物語の世界展」というイラスト展を大阪で開催することができました。
26名もの作家さんにご協力いただき、とても感謝しています。
そして今年2016年は、3月に東京銀座の朝日画廊で「ニジェール物語の世界展」巡回展を開催。
7月には、絵本『ニジェール物語』を出版予定です。
これまで培ってきた経験を、子どもたちの想像力を育てることに役立てたい、
最貧国と言われるニジェールの子どもたちの笑顔が増えていくことにつながれば、うれしい。
それが、私たちチームの夢です。
その夢の実現に向けて、ただいまクラウドファンディングに挑戦中です。
もし、私たちの活動に賛同いただけるなら、無理のない範囲でご支援いただけたら幸いです。
▼サハラ砂漠で生まれた『ニジェール物語』の絵本を出版したい。
ニジェール物語製作委員会は、クリスマスイブの24日から、READYFORというサイトで、絵本出版のためのクラウドファンディングを始めます。私たちの活動の思いをいっぱい詰め込んだプロジェクトページを作ったので、ぜひご訪問ください。ご賛同いただけたら、とてもうれしいです。
ニジェール物語製作委員会メンバーで、「ニジェール物語の世界展」の運営プランについて
ミーティングを行なっていたときに、ちょっと脱線気味に盛り上がった話があるので、ご紹介!
ニジェール物語に出てくる、砂漠の中の湖で泳げたら面白いね!という話になって
だったら水泳大会とか、釣り大会とか、砂漠の真ん中でできないのかな?
と、奇想天外な話がどんどん盛り上がって・・・
あ、そういえば、そんな話あった!と、急に思い出したのが、イギリス映画「砂漠でサーモンフィッシング」。
イエメンの富豪が、砂漠の真ん中につくったダムで、鮭を泳がせたい!と言い出すんです。
さ、鮭は、砂漠の真ん中ではねたでしょうか?どう思いますか?
私たちが思い描くことって、案外、ありえないことって、ないのかもね。
2015年4月7日、西アフリカのニジェールを支援する「コモン・ニジェール」が、
コロ県クオラテギ村に、
学校に通えない子供たちに読み書きを教える「TERAKOYA(寺子屋)」を開校しました。
今は涼しくて風通しの良い小屋ですが
1年たてばボロボロになってしまうので1年ごとに建て替えるんだそうです。
ニジェール物語の作者フクダヒデコさんが代表をつとめている「コモン・ニジェール」の
ホームページが新しくなりました。
新しいホームページに、「ニジェール物語製作委員会」HPのリンクボタンをつけていただきました。
ティザームービーも貼っていただきました。
「コモン・ニジェール」を訪問されたたくさんの皆さまに、私たちの活動にも目をとめていただける
チャンスがふえました。
まずは、「ニジェール物語の世界展」実現にむけて、がんばろう!
きょう3月21日、京都の国際交流会館で「アフリカン・デー」というイベントがありました。
セネガルの太鼓パフォーマンス、ウガンダのダンス、伝統的な食べものの試食会、
アフリカ各国の民族衣装のファッションショー(ニジェールのトゥワレグ族の衣装も登場)、
そして「アフリカの可能性と世界経済での位置づけ」と題したセミナーまで、
アフリカの魅力がぎっしり詰まったイベントでした。
主催者は、The Association of African in Kyoto(AAK)という団体で、
アフリカのことをもっと日本の人たちに知ってほしい!と、京都で学ぶ留学生や大学の先生が中心となって
立ち上げられたんだそうです。
きょう3月3日、日本は雛祭りですね。
世界では3月8日が、女性の権利と世界平和をめざす「国際女性デー」です。
写真のニジェールの女の子たちの笑顔もまぶしいくらいに輝いていて、
どの子の未来も夢や希望へとつながっていってほしい、と願わずに入られません。
が、ニジェールでは、3人にひとりの子どもが15歳未満で結婚しているといわれています。
『ニジェール物語』の原作者のフクダヒデコさんと、ニジェール物語製作委員会の
メンバーが東京に集まって、今年はじめてのランチミーティングを行いました。
普段は、茨城と大阪にわかれているので、なかなか会えないのですが、
フクダさんをはじめ、「コモン・ニジェール」の近藤さんも、「コモン・ニジェール」応援団の
お笑い芸人すっぽん大学さんも駆けつけてくれて、楽しく盛り上がった3時間でした。
砂漠に落ちた稲妻の精<フージーくん>を、八重咲きのチューリップの前で撮影してみました。
日本には、もうすぐ春がやってきます。
なのに、世界の砂漠地帯では、いま、恐怖や寒さで震えている子どもたちがたくさんいます。
ISによる残虐なテロ行為をはじめ、
最近の世界の動きをみていると、考え込んでしまう事件が多いです。
今年になって、アフリカのニジェールでも、宗教に政治がからんで、暴動がおきました。
こんな時に、遠く離れたアフリカの地に思いを馳せ、なぜ、ニジェール物語を伝えていきたい
と思っているのだろうか?と、改めて考えてみました。
ニジェール物語を、たくさんの人に知ってほしい、と活動を始めたのは、
「この世界は、美しい」ということを伝えたいからなんだと、私は思っています。
トップページに「ニジェール物語ティザームービー」をアップしました。
ティザーというのは、tease(じらす)からきていて、
予告編のようなものをさします。
ニジェール物語製作委員会では、『ニジェール物語』を、
これから、絵本や映像作品として創作していくにあたって、
まずは、その予告篇をつくってみました。
私たち製作委員会のメンバーだけでなく
多彩なスタッフにご協力いただき、素敵なムービーに仕上がりました。
スタッフをご紹介させていただきます。
Special Thanks !
ナレーション:神野恵子 サウンドデザイン:犬丸正博
MA:今西康裕 CG:平野晃一 演出:西岡眞博
『ニジェール物語の世界』を、これから、様々な形でお届けする活動のなかで、ご案内役を務めるのは砂漠に落ちた稲妻の精「フージーくん」です。
サハラ砂漠には、落雷で一瞬のうちに砂が固まってできる「フージライト」という石があります。この石から生まれた妖精が「フージーくん」なのです。
サハラ砂漠にも、時に雨が降り、雷が鳴り響き稲妻が光ります。でも、砂漠には何もありません。
なので、雷は仕方なく、平地である砂漠の砂に落ちます。
たまりにたまった落雷の威力は平均6億ボルトもあるそうです。
あけまして、おめでとうございます。
2015年、お正月は雪でしたね。
寒いので、ひきこもって、まったりゆったりの4日間を過ごしました。
炬燵にはいって、フージーくんを手づくりしながら
サハラ砂漠が舞台の映画
『イングリッシュ・ぺイシェント』をDVDで観ました(実は3回目)。
🎄メリークリスマス🎄
ニジェール物語製作委員会の公式キャラクターとして<フージーくん>が誕生して2週間。
フージーくんは、砂漠に落ちた稲妻の精なのですが、そんな出自を気にかけている様子もなく
「かわいい!」と、言ってくださる方が何人もいて、すごくうれしいな、うれしいな、と思っているうちに・・・
「Panasonic NPOサポートファンドforアフリカ 」
2015年助成団体に、コモン・ニジェールが選ばれました!
「ニジェール物語製作委員会」の公式サイトとして
facebookページ↓ができました。
https://www.facebook.com/NigerStory
キャラクターは、砂漠に落ちた稲妻の精、フージーくんです。
サハラ砂漠の遊牧民、トゥアレグ族は
アフリカのリビアやアルジェリア、ニジェール、マリなどに暮らすベルベル系の民族で、
男性の青いターバンと民族衣装から「青衣の人」や「青の民」とも呼ばれます。
ニジェールには、ニジェール川という大河が流れています。
西アフリカのギニアの山地から、北東に流れてマリ共和国に入り、南東に転じて、
ニジェールを北から南へ500kmにわたって貫き、ナイジェリアのギニア湾に注いでいます。
砂漠に大河、というのも不思議な気がしますが、
サハラ砂漠は、もともとは「緑のサハラ」と呼ばれた時代もあったそうで、
紀元前2000年頃からすこしずつ砂漠化が進んでからは、
オアシス的な存在となっているのだそうです。
サンテクジュペリ著『星の王子さま』を
読んだことがありますか?
遠い遠い世界の、かわいい王子様のおとぎ話!?
そう、私にも、そんな記憶しかありませんでしたが
その舞台が、アフリカのサハラ砂漠(ニジェール)だと知って、
『星の王子さま』を再読してみました。
『ニジェール物語』の挿絵を描かれている
星野登志子さんが、
お亡くなりになったと、お聞きしました。
私たち<ニジェール物語制作委員会>のメンバーを
ひと目でサハラ砂漠の物語世界に連れて行ってくれた
素敵な挿絵でした。
<ニジェール物語製作委員会>を立ち上げた理由
<ニジェール物語製作委員会>は、
福田英子さん(コモン・ニジェール代表)が書かれた『ニジェール物語』の
世界感に魅かれたメンバーが、これを、大人も子どもも楽しめる寓話として、
世の中に広めたいという気持ちで集まりました。
カメラマンの玉井誠子さんの「ニジェールのおんなの子」写真展が
京都国際交流センターで開催されていたので見にいってきました。
ちょっと恥じらうような笑顔と、
キラキラ輝く瞳が印象的なおんなの子たち。
2011年12月、国連総会で、10月11日を
「国際ガールズ・デー(International Day of the Girl Child)」
とすることが定められました。
ニジェールは、世界最高の人口増加国!
干ばつや洪水などの厳しい自然環境の中で経済が低迷し、食糧不足も深刻で、
世界でも有数の貧しい国と言われています。
でも、ニジェールの人口は1977年の500万人から2012年には1700万人と、
30年間で3倍以上に増えています。人口増加率は約3.9%で、
世界でも最高の人口増加率の国の一つになっているそうです。
ニジェールの子供たちを支援している団体「コモン・ニジェール」を通じて、
この国のことを初めて知りました。
ニジェールは、西アフリカの内陸国で、アイール山地とテネレ砂漠が
織りなす風景は「サハラの宝石」と称されるほど美しいそうです。
「コモン・ニジェール」代表の福田さんが書かれた
『ニジェール物語』に出会ったことが
「コモン・ニジェール」のスピンオフブログ「サハラの宝石箱」を
書き始めるきっかけとなりました。
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